「このイラスト、動いたらいいのになぁ…」
「思い出の写真を映像にしたい!」
そんな願いを叶えるのが、Kling AIの「Image to Video(イメージ・トゥ・ビデオ)」機能です。
文字から動画を作るだけでなく、手持ちの画像をアップロードして動かすことができるんです。
今回は、その具体的な手順と、私が実際にやってみて「盛大に失敗したポイント」をシェアします。
Image to Video の使い方
手順は驚くほど簡単です。
- Kling公式サイトの「AI Videos」から「Image to Video」タブをクリック。
- 「Upload Image」の枠に、動かしたい画像をドラッグ&ドロップ。
- Prompt(プロンプト)に、どう動いてほしいかを入力(例:
Smiling, blinking, wind blowing hairなど)。 - 「Generate」ボタンを押す。
これだけで、止まっていた画像が命を吹き込まれたように動き出します。
プロンプトなしでも動く?
実は、プロンプトを空欄にしてもAIが勝手に判断して動かしてくれます。
ですが、変な挙動を防ぐためには、「何をしてほしいか」を短くてもいいので書くのがおすすめです。
【体験談】アニメ制作者の失敗ログ
ここで、普段アニメの作画をしている私から、リアルな失敗談を共有します。
これからやる人は気をつけてください…。
❌ 失敗例: 「振り向く」動作をさせようとしたら…
キャラクターの背中の絵を読み込ませて、プロンプトに「Turn around(振り向く)」と入れて生成しました。
ワクワクして完成を待っていたんですが、出来上がった動画を見て悲鳴が出ました。
首だけが…180度回転したんです…。
体は後ろ向きのまま、顔だけがグルンと回る、完全にホラー映画のワンシーンになってしまいました。
✅ 学んだ解決策
AIはまだ人体の構造(骨格)を完璧には理解していません。
大きな動きを指示するよりも、「Blinking(まばたき)」や「Smiling(微笑む)」、「Wind blowing(風になびく)」といった「微細な動き」を指定したほうが、破綻なくめちゃくちゃ高品質な動画になります。
まずは「髪を揺らす」くらいから試すのが、怪奇現象を避けるコツですよ!(笑)
まとめ
Image to Videoは、使い方さえ間違えなければ「静止画」を「リッチな動画素材」に変える魔法のツールです。
ぜひ手持ちの画像で試してみてください。
▼Klingの登録方法はこちら
https://tech-tool-box.com/how-to-use-kling/

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